「将来のために貯金しなきゃ、でも投資は難しそうだし時間もない……」 そんな風に、お金の不安と日々の忙しさに追われる方は多いのではないでしょうか。
北欧の人々は、実は世界的に見ても「投資上手」として知られています。彼らが大切にしているのは、北欧の人たちの暮らしから、安心でちょうどいい投資について学んでみませんか。
今回は、資産を増やすことそのものよりも、「自由な時間と安心感」を増やすための投資術を紐解いていきます。

はじめに:投資はほったらかしでもいい
「老後のお金は心配だけど、今の生活も大切にしたい」 「投資を始めたほうがいいのはわかっているけれど、損をするのが怖いし、勉強する時間がない」
家事や仕事に追われる毎日の中で、さらにお金の勉強までとなると、ため息が出てしまいますよね。でも、もし「一度設定したら、あとは何もしないほうがうまくいく」という投資があったらどうでしょうか。
世界幸福度ランキング上位の北欧諸国では、多くの人々が当たり前のように投資を行い、豊かな資産を築いています。その秘訣は、「資産の成長をプロと時間に任せ、自分は今この瞬間を楽しむ」という合理的な考え方にあります。
この記事では、北欧の家計データをもとに、新NISAを使って「自由な時間」を生み出すための、最もシンプルで心地よい投資方法をご紹介します。
北欧の人はなぜ「お金のゆとり」があるの?データで見る驚きの事実
北欧諸国、特にスウェーデンの人々は、日本人と比べて「投資」を非常に身近に捉えています。最新の統計(スウェーデン中銀 2024年報告書など)を見ると、その違いは一目瞭然です。
- 現金の持ち方: 日本人が家計資産の約50%以上を現金・預金で持つのに対し、スウェーデン人はわずか約16%。
- 投資の割合: スウェーデンでは資産の約3分の1(33%)以上を株式や投資信託で保有しています。
- 資産の成長: 金融庁のデータ(2019年)によると、過去20年で米英の家計資産が2倍以上に増えたのに対し、日本は1.4倍にとどまりました。これは「投資に回していたかどうか」の差によるものではないでしょうか。
北欧の人々は、国全体の年金制度(PPM)の中に投資信託が組み込まれていることもあり、「お金に働いてもらう」ことが生活の一部になっています。
「NISA × オルカン」でつくる、ラーゴムな投資術
北欧流の「Lagom」な投資にぴったりなのが、日本のNISA制度、そして銘柄は「オルカン(三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))」です。
なぜ「オルカン」が北欧流のリラックス投資に最適なのでしょうか?
- 究極の「何もしない」: これ一本で、日本を含む世界中の約2,800社に分散投資できます。みんなが知っている有名企業も、これから成長が期待される企業も、アメリカも中国もインドも日本も入っています。どこかの国(企業)の景気が悪くても、別の国(企業)がカバーしてくれるため、ニュースを見て一喜一憂する必要がありません。
- 低コスト(信託報酬の低さ): 信託報酬は0.05775%。1億円持っていたとしても、年間手数料が6万円以下です。余計な手数料を払わないのは、とてもありがたいですよね。
- 複利の力を味方にする: 30代・40代から始めれば、10年、20年という時間が資産を育ててくれます。投資は15年以上続ければ、元本割れする可能性は非常に低いです。長く、じっくり育て、安心して暮らしていきましょう。
具体的な数字で見てみましょう。シミュレーション結果は以下の通り。(※シミュレーションであり結果を保証するものではありません)
- 毎月3万円を年利5%で20年間運用=元本720万円が約1,217万円(運用益417万円)
- 毎月3万円を年利5%で30年間運用=元本1,080万円が約2,446万円(運用益1,366万円)
(※金融庁つみたてシミュレータhttps://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/tsumitate-simulator/)。
この「増えた分」が、将来のあなたの自由な時間(早期リタイアや趣味の時間)を支えてくれます。40代なら20年運用、30代なら30年運用も十分可能です。そしてNISA制度を活用すれば、収益部分497万円に本来かかるはずの税金約100万円が非課税になります。安心ですね。
ほったらかし投資が「今」を輝かせる
「ほったらかし投資」の最大のメリットは、「脳のメモリを解放できること」です。
投資を自動設定にしてしまえば、あとは半年に一度くらい残高を確認するだけで十分。本来の仕事や趣味に時間をかける。空いた時間で、北欧のように家族と「Fika(フィーカ:コーヒー休憩)」を楽しんだり、散歩をしたり、読書をしたり……。
「お金のために働く」のではなく、「お金に働いてもらい、自分は心地よい暮らしに集中する」。この優先順位の入れ替えこそが、北欧流の幸せのつかみ方です。
お金の面でも心地よく暮らし、自分の人生を取り戻そう
資産形成のゴールは、数字を増やすことではなく、「自分らしくいられる時間を増やすこと」にあるはずです。
- 「現金主義」から少しだけ卒業し、資産の一部を投資に回す。
- 新NISAを使い、全世界株式(オルカン)で「究極の分散」を行う。
- 設定した後は、投資のことを忘れて「今」を全力で楽しむ。
北欧の「Lagom」な精神を取り入れた投資は、あなたに経済的な安心感だけでなく、心のゆとりも運んでくれます。
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