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雑貨屋さんで見かけて、いいなと思ったムーミンマグ。
あとで買おうと思っていたら、もう売っていなかった。そんな経験はありませんか。
我が家の食器棚にもムーミンマグがいくつかあるのですが、あとから「これ、もう作られていないんだ」と知ったものが混ざっています。
当時はなんとなく選んだ一個だったのに、いま思うとなかなか出会えないものだったのですね。
ムーミンマグには、毎年のように新しい絵柄が生まれ、そして静かに姿を消していくものがあります。
今日は、その「もう売っていないマグ」を探している方に向けて、知っておくと役に立つ情報をまとめました。
また、おすすめの専門店「ムーミムキット ラハクシ」についてご紹介します。
なぜ、ムーミンマグは廃盤になるのか
ムーミンマグを作っているのは、フィンランドの食器ブランド、アラビアです。
アラビアがムーミンを製品に取り入れたのは1950年代のこと。
ただし、いま私たちが目にするシリーズが本格的に始まったのは1990年代からだそうです。
そして、このシリーズは毎年、新しいデザインが登場します。
夏には夏の絵柄、冬には冬の絵柄、周年を記念したものや、特定の国や地域だけで売られるものもあります。
その一方で、古いデザインは静かに生産を終えていきます。
気づいたときにはもう買えなくなっている、ということが起こります。
つまり、廃盤は例外ではなく、このシリーズの仕組みそのものなのです。
だからこそ、世界中の人が集めたくなるコレクターアイテムなんですね。
探している人が多い、廃盤・限定のマグ
どんなマグが探されているのか、検索されている言葉を見ていくと、いくつかの傾向がありました。
- 1990年代のもの ── シリーズが始まった頃のマグ。年数が経っているぶん、出回る数も限られます
- スウェーデン限定・日本限定 ── 特定の地域だけで売られたもの
- 周年記念のもの ── 30周年、80周年など、その年だけのデザイン
- 旧ロゴのもの ── 底に押されたアラビアのロゴには新旧があり、古いものは年代を示す手がかりになります
- 脇役のキャラクター ── スニフやトフスランとビフスランなど、主役以外が描かれたもの
なかでも「旧ロゴ」は、コレクターの間でよく話題になるようです。
同じ絵柄でも、いつ作られたかによって扱いが変わってくるのが面白いところですね。
ムーミンマグが高額になった例
廃盤や限定のマグのなかには、驚くような金額で取引されたものもあります。フィンランドで報じられた2つをご紹介しますね。
ムーミントロールの夢(Moomintroll Daydreaming/2005年)
2005年、ヘルシンキのアラビア博物館で開かれたムーミン展のために、2,005個だけ作られたマグです。浜辺で夢見るように座るムーミントロールが、モノクロで描かれています。2013年には10,000ユーロ(約177万円)で取引されたと報じられ、当時は「いちばん高いムーミンマグ」として話題になりました。
夏マグ「Uimahyppy」の貝殻入り版(2006年)
2006年の夏マグ「Uimahyppy(フィンランド語で「飛び込み」)」には、背景に貝殻やサンゴの模様を足した試作版がありました。量産には至らず、数はごくわずかとされています。2021年にはスウェーデンのオークションで約23,000ユーロ(約407万円)がつき、2026年4月には46,023ユーロ(約815万円)で取引されました。単独のマグとしては、これまでで最も高い金額と報じられています。
もちろん、ここまでの金額になるのは、ごく一部の特別なマグです。ただ、作られた数や模様のわずかな違いで、これほど価値が変わることもある。コレクターが年代やロゴにこだわる理由が、少し見えてくる気がしますね。
※金額は報道によるものです。2026年の取引額は、取引を手がけたショップの発表をもとに報じられたものです。円換算は2026年10月上旬のレート(1ユーロ=約177円)で計算しています。
ムーミンマグの正規品には、こんな特徴があります
中古で探すとなると、気になるのが「これは本物だろうか」という点ではないでしょうか。
ここでは、正規品に見られるとされる特徴を、いくつかご紹介します。
底のバックスタンプ
底面には、アラビアのロゴが入っています。ただし、このロゴは年代によって新旧2種類があります。形が違うからおかしい、というものではありません。

釉薬(うわぐすり)の仕上がり
表面の質感が均一で、絵柄の線がくっきりしているものが多いとされています。
丸いシール
新品のマグには、正面に丸いシールが貼られています。
ただし使ううちに剥がすのが普通ですから、ないほうが自然とも言えます。
ショップによっては「シール付き」「シールなし」で分けて扱われていることもあります。
生産された年がはっきりしている
正規に流通したものは、いつ作られ、いつ生産を終えたかが記録されています。
「1999-2013」のような形で年代が分かるものは、素性がはっきりしていることになります。
正直言って、偽物、本物を見分けるのは難しい
いま挙げたのは、あくまで一般に知られている特徴です。
シールは剥がれますし、古いマグほど当てはまらない部分も出てきます。
これらに当てはまらないから偽物、特徴を満たしていれば必ず本物とも、どちらとも言い切れません。
実は、ムーミンマグの「偽物の見分け方」を扱った記事はネット上にたくさんあるのですが、その多くが広告目的で書かれたもので、情報の裏づけがはっきりしないものも含まれる、という指摘もあります。
私もこの記事を書くにあたって調べましたが、写真も現物もなしに「これは本物」「これは偽物」と判断することはできません。
目安の一つが価格です。
定番のマグはおおよそ3,000〜7,000円、限定品はそれ以上とされています。
極端に安いものを見かけたときは、一度立ち止まってみるといいかもしれません。
廃盤ムーミンマグの探し方

廃盤のマグを探す方法は、大きく3つあると思います。
それぞれ、いいところと気をつけたいところがあります。
| 探す場所 | いいところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| フリマアプリ | 掘り出し物に出会えることがある | 状態や素性の確認が難しい 返品も難しい |
| リサイクルショップ | 実物を手に取って見られる | 出会えるかどうかは運次第 |
| 廃盤を扱う専門ショップ | 探す手間が少ない 年代が明記されていることが多い | 相場より高いこともある |
どれが正解ということはありません。
時間をかけて掘り出し物を探すのが楽しいという方もいれば、確実に手に入れたいという方もいます。
ただ、さきほど書いたとおり、自分で真贋を判断するのは簡単ではありません。
そう考えると、扱っている側が状態を確認して並べている専門ショップから買う、というのはひとつの安心材料にはなると思います。
ムーミンマグを専門に扱うショップ「ムーミムキット ラハクシ」
フィンランドに、ムーミンのマグやボウルを専門に扱っているショップ【Muumimukit Rahaksi】(ムーミムキット ラハクシ)があります。
こちらは、ムーミンキャラクターの公式ライセンシーですので、安心です。
さきほど真贋の話をしましたが、こうした裏づけがあるのは、探す側にとってありがたいことだと思います。
2014年に始まったお店で、「ムーミンのアイテムを求めている人」と「かつて集めたものが家で眠っている人」をつなぐことから出発したのだそうです。
一般の方から買い取って、必要としている人へ届ける。
廃盤のマグが世の中を巡っていく仕組みを、このお店が担っているわけですね。
そして掲げている価値が、「信頼できること、正直であること、透明であること」。
こちらのサイトにはこんなことも書かれていました。
ムーミンマグの人気が高まるにつれて、残念ながらオンラインの世界には偽物や詐欺も存在している。自分たちが透明性をもって商いを続けることで、そのリスクを減らすことができる
偽物の存在を隠さずに書いているところに、誠実さを感じました。
創業から10年以上で1,000件を超える良い評価があり、日本を含む世界各国へ届けているそうです。
※価格はユーロ表記です。為替レート等は変動しますので、ご確認ください。
ムーミムキット ラハクシで扱っている商品について

こちらの商品は、なんと599.90€!
(10月30日時点の円換算で約100,000円)
ショップで商品を画面をみてみると、「生産終了マグ」「90年代マグ」「シール付き/シールなし」といったカテゴリで分かれているので、年代や状態から絞り込めます
また、商品名に「(1999-2013)」のような生産年が入っています。
いつ作られて、いつ生産を終えたのかが一目で分かるので、「自分が探しているのは、この年代のものだ」と見当をつけやすいのがいいところだと思います。
マグカップ以外の商品はないの?
「掘り出し物」というカテゴリもありました。
名前からして、のぞいてみたくなりますよね。
ムーミンマグだけでなく、ボウルやプレートもたくさんあります
また、ショップのページには「コレクションは週ごと更新されます」と書かれています。
一般の方から買い取ったものが並ぶ仕組みですから、いつ何が出てくるかは分かりません。
いま見つからなくても、次開いた時には並んでいるかもしれないということですね。
開いたその日に、奇跡の出会いがあるかもしれませんね😊
ムーミムキット ラハクシを利用する際の注意点
- 配送料:送料は19.95ユーロから、注文内容に合わせて計算されるそうです。また、燃油サーチャージの関係により送料には都度若干の変動する場合があります。
- お届け方法:郵便局もしくはUPS(ヤマト運輸と業務提携)にてお届け。すべての荷物には追跡番号(お問い合わせ番号)がつくため、配送状況をご確認いただけます。
- 日本への配送:注文確定から約9〜14日でお届け。
- 支払方法:Paypal、クレジットカード(Visa/Mastercard/American Express)、銀行振込
- 返品等について:フィンランドの消費者保護法に基づいて、お届けから14日以内であれば、商品の交換・返品を承っているそうです。そのため、交換や返品にかかる費用はお客様負担となるようです。
海外のショップですが、「チームにネイティブの日本語話者がおりますので日本語でお問い合わせいただけます」とあり、この点は安心できますね☺️
※在庫は入れ替わります。同じものが再入荷するとは限りませんので、気になるものがあればその時に、というのがこういうお店との付き合い方かもしれません。
廃盤・レアアイテムが揃うムーミングッズ専門ショップ【Muumimukit Rahaksi】ムーミンマグを買う前に、確認しておきたいこと
最後に、実際に手に入れたあとのことも少しだけ。
電子レンジと食洗機
電子レンジや食洗機が使えるかどうかは、製品や年代によって異なります。
近年のムーミンマグは問題なくどちらも使用できますが、古いものほど、今の製品と条件が違うことがあります。
お手元に届いたら、表示を確認してみてください。

バックスタンプにも記載されていました🙂
DISHWASHER SAFE(食洗機OK)
MICROWAVE SAFE(電子レンジOK)
OVEN TO TABLE(オーブンから食卓へ)
直射日光に注意
飾る場合は、直射日光の当たる場所を避けたほうが、絵柄が長くきれいに保てると言われています。
特に年代が古いものは、購入する際にも日焼けが色褪せがあることは覚悟しておきましょう。
それも味わいと言えるかもしれませんね。
状態の書かれ方
中古の場合、「傷あり」「使用感あり」といった表記の基準は、お店や出品者によって違います。
写真をよく見て、気になることは買う前に問い合わせるのが確実だと思います。
ムーミンマグを探す時間も、楽しみのうち
ムーミンマグの廃盤について、まとめておきます。
- 毎年新しい絵柄が出て、古いものは静かに生産を終える。廃盤はこのシリーズの仕組みそのもの
- 探されているのは、90年代のもの、地域限定、周年記念、旧ロゴ、脇役キャラなど
- 正規品にはいくつかの特徴があるとされるが、それだけで本物と断定はできない
- 極端に安いものは、一度立ち止まってみる
正直なところ、廃盤のマグ探しは、すぐに終わる買い物ではありません。
あちこち見て回って、ようやく見つかることもあれば、しばらく出会えないこともあります。
でも、その時間も含めて楽しいんですよね。
我が家の棚にある一個も、たまたま出会ったものでした。

あのときボタンをポチッと押していなかったら、いまはもう手に入らなかったのだと思うと、なんだか少し得をしたような気持ちになります。
あなたが探しているのは、どの絵柄でしょうか。
一息ついて、がんばりましょ🍀
Fikaな暮らしでいいじゃない☕️
参考
- アラビアとムーミンシリーズの歴史:各種のムーミンマグ解説記事、食器専門店の資料
- 正規品の特徴・価格の目安:食器の買取・販売を扱う事業者の公開情報
- 掲載商品の例:Muumimukit Rahaksi(2026年8月22日時点の掲載)
- ムーミントロールの夢の取引額:Savon Sanomat(2013年の10,000ユーロについて)
- Uimahyppy貝殻入り版の取引額:MTVニュース(2021年11月1日、Traderaでの落札について)、Taloustaito「Muumimukista maksettu ennätyshinta」(2026年9月24日、Muumimukit Rahaksiのプレスリリースに基づく)
※商品の在庫・価格・仕様は変わります。情報は2026年8月22日時点のものです。ご購入前に、各ショップの商品説明をご確認ください。
※この記事は、真贋の判定を行うものではありません。個別の商品については、購入先にお問い合わせください。





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